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更新 2017.04.24 [博物苑更新]

2017.04.24

BOOK - FC会報 1997-
 GREEN NERVE Vo.40

REVIEW - 2017
 CDジャーナル 5月号

上記を追加


FC会報が届きました。
ということはライブ日程詳細も発表ということ(該当しない場合もあり)。
まずは夏の大阪公演!
最後に大阪で平沢さんを見たのはいつ以来でしょうか、LIMBOだったか。
梅雨も開けきらぬ夏ライブも久しぶりな気がします。
会場は通天閣や天王寺公園の徒歩圏内なんですね。


そしてCDジャーナルに掲載された吉田監督との対談。
「桐島、部活やめるってよ」「パーマネント野ばら」と言った作品は
映画に疎い私の耳にも噂が届くほどの話題作の映画監督。
それだけに今回の新作「美しい星」での劇中歌使用の件は寝耳に水でした。

しかし記事を読んでみれば納得の理由。
それどころか、ため息出るくらいP-MODELデビュー当時からの熱心なリスナーでした。
各時代のエピソードを振り返る平沢さんと
それを受けて思い出や感想を述べる吉田監督のキャッチボールが成り立ちつつも、
緊張と緩和を併せ持つ対談文を読み進んでいると、
またここに新たな名乗りを上げる苦難の助手が現れた感がありました。
締めの言葉である平沢さんの一言が実現する日を待ち望みつつ、
まずは「美しい星」の公開を心から楽しみにしたいと思います。

CDJournal2017年 5月号 (CDジャーナル)

CDJournal2017年 5月号 (CDジャーナル)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音楽出版社
  • 発売日: 2017/04/20
  • メディア: 雑誌



桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: バップ
  • メディア: Blu-ray



紙の月 DVD スタンダード・エディション

紙の月 DVD スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: DVD



クヒオ大佐 [DVD]

クヒオ大佐 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD



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更新 2017.04.15 [博物苑更新]

2017.04.15

DISCOGRAPHY - 2015-
 HYBRID PHONON を追加

ライブから約二年半、待ちに待ったDVDソフト化です。
さっそく通してみましたが、記憶のほうがおぼろげで
「こんな演出あったっけ?」と、新鮮な気持ちで見れました。
台風のせいで雨風きつかったなー、
雨の中で久しぶりにお会いした方との会話が楽しかったなー、などの
付随する思い出の方が鮮明だったり。


プライベートな出来事ですが、カメラを久しぶりに買いました。
リコーのTHETA SC、全天球撮影カメラです。
初代機が出た頃から気になってましたがようやく踏ん切りがついて購入、
出かける際のお供として早くも活躍してます。

普通のカメラですと写真を撮る時に意識して(または無意識に)
フレームを切り取るようにシャッターを押しますが、
THETAだと何も考えずに360°その場すべての景色を収めることができて、
かえってそれが新鮮で楽しいです。
それと同時に「一瞬のフレームを切り取る」行為が
いかに創造的な作業なのかも改めて実感できて、
写真を撮るのが楽しくなってきました。
全天球写真もGoogleストリートビューの影響でかなり浸透しましたが、
実際に自分で撮影するとこれまでにない可能性がありそうな
手応えを感じるので、末永く使い込んでいきたい気持ちです。


THETAの撮影は本体のシャッターボタンだけでなく
スマホのアプリを介して遠隔操作も可能。
てなわけで、遠隔撮影+三脚のテストを兼ねて全天球写真を一枚。
An old P-MODEL & Susumu Hirasawa posters. - Spherical Image - RICOH THETA



当初は我が家の平沢資料部屋を撮影しようかと思いましたが、
資料をきれいに並べて飾ってるわけでもないし、生活感もにじみ出てるので
こんな写真でお茶を濁そうと思います。

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球 360°カメラ 910743

RICOH デジタルカメラ RICOH THETA SC (ブルー) 全天球 360°カメラ 910743

  • 出版社/メーカー: リコー
  • メディア: エレクトロニクス



(VRスコープ付録なし) RICOH THETA パーフェクトガイド BOOK ONLY Version THETA S/m15両対応 (インプレスムック DCM MOOK)

(VRスコープ付録なし) RICOH THETA パーフェクトガイド BOOK ONLY Version THETA S/m15両対応 (インプレスムック DCM MOOK)

  • 作者: 中井精也
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2016/05/30
  • メディア: ムック



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実験室で、キミと - 景観する循環カフェ追加公演20170315夜の部 [四方山話]

※終演後の帰途で速報的に書いた、プロットみたいなレポートです
※ライブレポートはネタバレ過重につき、お嫌いな方は閲覧注意
※推敲や裏取りをしてないので誤字誤認など正確性に欠けてると思います
※私にとっては大体事実ですが話半分でお楽しみください


---------
今回は整理番号良番につき、最前列上手側・機材ブースど真ん前の「異世界の入り口席」を容赦なくゲット。転がしモニターとカンペタブレットを挟んで演奏中の平沢さんと対峙する、文字通り玄人男子向けの席。


ステージ構成は上手側に機材ブース、下手側はカウンターチェアとテーブルが二組でトークタイム向けと思われる。奥にある樋が4つ括られた器具がお土産配布器だろうか。そうだなきっと。

席の利を生かして首を伸ばし機材ブース観察。マイク2つ(ボーカル用と平沢コーラスサンプリング用)、メイン処理担当のDAW立上げ済ノートPC、ギターEVOと足元にエフェクタ、手元にはポータブルミキサー、アオリ配置でほとんど見えなかったけどDAWの各トラックを直接操作するキーボード的なハード。歌詞カンペ用と思われるタブレットもあり。それとライブが始まってから出された予備タルボ。DAWソフトは詳しくないからよくわからず。一画面に12トラック並んでるのは分かった。もうひとつ、客席に向けられたマイク。観客コーラス用だろう。

実はこういうかぶりつきは、スタンディングや座席指定ライブ、それに柿ピー食べつつ見てたロフトプラスワンイベントなどで何回か経験してて、さすがにここ数年の平沢ブレイク後はそんなに良番巡って来なかったけど、久しぶりの最前は開演まで緊迫感が溢れて周りのおねえさんの決死の覚悟が鋭かった。


----------
開場15分押し、開演は定刻どおり、ケイオス平野さんの前説に続き平沢さん登場。前説でタイムテーブルは質問トークタイム60分、休憩15分、ライブ40分、最後にお土産を配って流れ解散との発表。挨拶の後、早速事前に参加者から投稿された質問を平野さんが読んでそれに平沢さんが答える質問タイム。読まれた(教えない)。

トークタイム終了時に後半の解説。ループトラックにギター演奏を重ねて伴奏を作り、そこにボーカルを乗せて歌うのが基本内容、曲によっては平沢コーラスや観客全体の「皆の衆コーラス」を作るとのこと。3曲演奏するが去年とは2曲差し替え。歓喜の会場。「前回からシステムを一新したのは良いが、やることが複雑になってしまった」「この演奏スタイルにも飽きてきたので途中で演奏を切り上げるかもしれない」「でも顔色を変えないからトラブルなのか故意なのか分からない」みたいなことを話して笑いをとる真打平沢。一旦休憩。


---------
で、後半ライブ。ベーシックトラックの穏やかなシーケンスが1小節ループで廻る中、ノートPCを操作してRECスタートしギター演奏開始。こんなのを重ねるんだ! エフェクタをほとんどかけないプレーンな音色の爪弾きを、1音ずつ次々と素早く、ループが廻る度に重ねてく、徐々に形になる音像、まるでアコースティックに弾き奏でたかのような残像が廻り続ける。

少しずつエフェクタをかけて音色を変えていき、音色ごとに録音トラックも追加され、リッチな感じになった頃合いで長めのギターソロを奏でてから満を持してボーカルマイクへ。「みーあげーる、とぉーぉのぉー」…おお「MOONTIME」!曲の進行に合わせてDAWをハード操作して任意のトラックをミュートしてブレイク、曲調にリアルタイムに変化をつけながら歌うムーンタイムが結果的には初日では会心のベストアクトだった。こういうのを見せたかったんだろうなというお手本のようなプレイ。


2曲目では先ほどとはイメージがガラリと違う荒々しげなベーシックトラックが鳴りだす。やはりギターを大胆かつ丁寧に重ね合わせてゆき、骨太な印象のトラックが仕上がったと思ったらマイクを取り、歌い出す。……聞いたこと無いぞこんなメロディー。なんだこの歌詞……へ?「電光浴」?

電光浴といえば、かつてはソーラーライブで小学生達が充電したバッテリーだけを使ったギター弾き語りで歌われたり、エナジーワークスの余剰電力でアレンジされたインストトラックにギターを乗せて別曲に仕立て直されたりと、結構冒険的な局面で出番がくる切り札的な曲でもあって、今回のようにアレンジやメロディーまで跡形がなくなっても受け止める包容力。

ワンコーラス歌いあげてからマイクを変えてノートPCのハードを操る。どうやら自分の声を重ねてバカコーラスを作る模様。いくつか発声、しかしループに収録されない。何度か試行錯誤するもうまく行かず、演奏しながらの究明は大変そう…とドキドキしてたら演奏停止、「マシントラブルです」「いや、私のトラブルだな…」。いくつかトライしてコーラスのサンプリングへの成功が確認されてから演奏再開、頭から演奏し直しの電光浴テイク2。

しかしコーラスをループに収録すると不調が続く、なぜかタイミングがずれて裏打ちのようになってしまう(実際は綺麗な裏ではなく生理的に許せないタイプのずれ方)。力業で強行して電光浴を完奏するも、出来映えにはもの足りぬ様子。


3曲目は問題の皆の衆コーラス曲。まずは観客に声を出させて皆の衆コーラス声量をモニタリング。次にベーシックトラックを鳴らしながらコーラスの手本を平沢さんが口ずさむ。4音、音程変化も簡単、なんとかなりそう。数回練習してオーケーが出たところで演奏開始。皆の衆コーラスをサンプリングするも、やはり先ほどの平沢コーラスのように遅延が発生する。これってかなり重症そう…。

前2曲同様手早くギターを重ねるも、ベーシックトラックとコーラスパートのズレは結構致命的っぽい印象。近年では珍しいくらい焦りの色がにじんでる。あ、ボーカル乗せた、「白く巨大で」だ。あー、また演奏止まった。頑張って平沢さん。見てる以上に何もできないけど。

「すみません、皆さんからいただいた声を消してしまいました!」あちゃー。スタッフ鎮西さんが出てきて色々対策。「すでに結構時間が押してますけどお時間ダイジョブですか?」もう一度皆の衆コーラスを録り直して「白く巨大で」を演奏するも、事態は打開に至らず無念の演奏中断でタイムアップ。実質5曲近くの演奏になり、お疲れさま……。私どもは明らかに貴重なライブが見れて美味しゅうございましたが、プレイヤーとしては内心忸怩たる思いかと心中お察し申し上げます。明日以降は問題解決しますように。


---------
でも、後半ライブ中に感じたのは、これは普段の平沢ソロや核Pで見られる「ショーアップされてパッケージングを施した」ショーとしてのライブとは一線を画した、プライベート感が強く実験要素と偶発性を取り入れたFC会員向け特別ライブなんだなと実感。もう一歩踏み出して言えば、平沢ソロというよりも「旬」の名が冠せられてもおかしくないようなライブ。

いつかどこかのインタビューだったか失念したけど「私の持つプロジェクトはそれぞれ用途が違い、旬の役割は実験ラボとしての活動で、P-MODELは実験成果を生かした生産プラント、平沢ソロがパッケージングした商品を流通する役割を果たす」という意味合いの発言があったのを思い出す。それに当てはめると、今回の循環カフェライブは間違いなく数千人規模のパッケージ向けではなく、平沢演奏テクニックの一例を実験ラボで少数公開したという趣だったのではなかろうか。

もう一つ特筆すべき点は近年の平沢ライブでは意図的に排除されてきた偶発性とフリープレイをふんだんに取り込んだスタイルが見られたのも収穫だった。シーケンス中心のシステムにフリープレイを取り込むスタイルと言えば元P-MODELメンバーでもある中野テルヲの十八番だが、実験的で荒削りとはいえ平沢さんが普段見せないような引き出しを披露したのは個人的に興奮するファクターである。とても贅沢な一夜を過ごした。


最後に雨樋のような器具から平沢さんがギターピックセットを流し渡してくれて2145解散。お疲れさまでした。

追記:玄人男子席の感想。平沢さんのプレイスタイルとプロのステージ芸を真正面から勉強できる、またとない機会を得られる席だった。とても贅沢な経験ができるので機会に恵まれた方は正気を保ってのご観覧をお勧め!一見の価値あり。

救済の技法

救済の技法

  • アーティスト: 平沢進
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD



SIREN

SIREN

  • アーティスト: 平沢進
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD



гипноза Gipnoza

гипноза Gipnoza

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: TESLAKITE
  • 発売日: 2013/11/06
  • メディア: CD



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更新 2017.01.05 [博物苑更新]

2017.01.05

DISCOGRAPHY - 2015-
 V を追加

新年あけましておめでとうございます。
本年も平沢博物苑と本ブログに変わらぬご愛顧を賜りますよう
どうぞよろしくお願いします。


平沢進と藤井麻輝・森岡賢が約四半世紀ぶりの邂逅を果たして
話題となった昨年2月のminus(-)ライブ。
その後の軌跡は皆さんもご承知でしょうが、
リリースされた円盤を手にして虚を衝かれたのは
その両公演の曲目でした。
なるほど、と呟いてから言葉が出ない。








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声を出せファルセット Golden Dome Cabaret Show ~泰王国曼谷訪遊記 その3 [特別企画]

タイ・バンコク旅行記 前編
タイ・バンコク旅行記 後編
タイ・バンコク食べある記 前編
タイ・バンコク食べある記 後編
先月行ったバンコク旅行記の5回目をお届けします。
そしてお待たせしました。私が体験してきたSP-2ショウレポートです。

なるべくならこの記事が、これから先に平沢進リスナーの方々が
バンコクSP-2ショウに訪れる際の参考例となれば良いな、と思います。
それではお楽しみください。


---------
この旅行が決定した頃、一つの野望が生まれました。
それは「バンコクのSP-2(ニューハーフ)ショウに行く」。

ところで、この記事やこれまでのタイ・バンコク旅行記の
端々に出てくる「SP-2」とはなんぞや。
この疑問にはこちらの書籍「SP-2」の告知記事が答えてくれます。

【SP-2 - タイのニューハーフ? いいえ「第2の女性です」 SUSUMU HIRASAWA】
> 女性でもあるにも関わらず男性の身体を持って生まれ、
> 再び女性へと帰還した類無き人間美の体現者達。

ミュージシャン平沢進が長年親交を重ね、幾つもの作品の礎となったタイのニューハーフ。
彼女たちのことを平沢さんは、
「女性であるにも関わらず、男性の身体を持って生まれて来てしまい、
 身体の男性性を消去して女性として生きる人たち」と表現し、
公式名称とされる『サーオプラペーッソーン(第2の女性)』をSP-2と略して呼びました。

SP-2はこれまでに何本かのインタラクティヴ・ライヴにも客演しており、
その美貌と存在感を目の当たりにしましたが、
やはり現地へ行くなら本場のショウを生で見たい。



【PHUKET SIMON CABARET PRESENTATION】

平沢さんの数々の発言を鑑みてSP-2ショウに向かうならば
プーケット・サイモン・キャバレーがベストなのでしょうが、
今回の目的地はバンコク。さすがにプーケットまでは縁が繋がらず。
そういう訳でバンコク市内で行われてるSP-2ショウを調べました。

ガイドブックや観光ブログで主に紹介されるのは「カリプソ」と「マンボー」。
日本人観光客が訪れるキャバレーとしてはこの二つが有名ですし、
どちらも日本人向けの演出で楽しめるとのことです。
(ここで言うキャバレーとは日本のそれと意味が異なり、
 ニューハーフショーの呼称だと思ってください)
しかし私が行きたかったのは別のところ。「ゴールデンドーム」です。

ゴールデンドームは日本の大手ガイドブックにはほとんど載らず、
紹介されてても「中国の団体客に人気」「バンコク在住者向け」「二大ショーに飽きたら」と、
初めてのバンコク観光客には決して薦めていない文言が並びます。
ですが、平沢さんの多くの発言に目を凝らして吟味すると
バンコクでSP-2ショウを見るために向かうべきなのは、ここ以外にありません。


しかし、言葉もろくに分からぬ異国の地。
そんなに簡単にゴールデンドームへと行けるのか。
そもそもチケットやら交通手段やらどうすればいいのか。
それ以前に、果たして本当にゴールデンドームを選ぶべきなのか。

自分なりにそれぞれのキャバレーの場所と交通手段、
チケット入手方法から観劇やチップのマナーを調べて、
当世バンコクSP-2事情に精通する方にご指南いただいた結果、
多人数で最大公約数的にニューハーフショーで遊ぶならカリプソ・マンボー、
数々の悪条件あれども平沢リスナーがSP-2ショウを体験するならゴールデンドーム…と、
結論を導きました。あとは同行者を誘うだけです。
レッツ団体行動。
「ニューハーフショー行こうよ!」
『……うーん』
『ニューハーフねぇ……』
あ。これは興味が無いやつや。オレひとりで行く。
こうして(当初の目論見どおり)行き先はゴールデンドームとなりました。


---------
バンコク滞在三日目、この日は終日自由行動でした。
ホテルを出発してBTS(高架鉄道)でアソーク駅へ行き、
駅から直結のタイムズスクエア3階にある
HISバンコク支店、スクチャイトラベルラウンジへ。
(タイムズスクエア11階との情報もありますが、2016年6月に3階へ移転したとのこと)
今回の旅行はHISの法人向け旅行ツアーで、
参加者にはHIS発行のバンコクガイドブックが配布されており、
その中に割引クーポンとしてゴールデンドーム入場チケットが紹介されてました。

日本語が話せるスタッフも常駐しており、窓口にはHIS発行ガイドブックが置かれてるし、
HIS主催ツアー参加者じゃなくても、そのまま窓口の申込でクーポンが購入できる様子です。
以下、私の購入例。

(ガイドブックを開いて)「このゴールデンドームのクーポンをください」
『では予約が取れるか調べますのでしばらくお待ち下さい』
………ゴールデンドームへ電話………
『繋がりませんね、まだ営業時間外みたいです』
「何時ぐらいなら繋がるんでしょう?」
『お昼過ぎぐらいですね……カリプソはいかがですか?』
「カリプソも調べましたが、『見るならゴールデンドーム』と
 ショーに詳しい方から勧められたので、そちらにしたいです」
『ゴールデンドームは中国人のお客ばかりですよ?』
「よく知ってます」
『ご存知なんですね、わかりました』

ではまた後でこちらに来ます、と約束し、
同行者たちが行く別プランのオプショナルツアーを予約してから退出。
サイアムの街歩きしたり、ご飯を食べながら時間を潰して
昼過ぎにアソークへ戻ります。

今度はスムーズにゴールデンドームと連絡が取れたようで
本日の公演時間とすり合わせて予約を押さえてもらい、
クーポン購入。VIP席定価1000バーツ(約3000円)→500バーツ(約1500円)なり。
クーポンを買うと最寄り駅から目的地への地図をくれます。
タクシー用のタイ語表記もあるので運転手に見せれば連れてってくれる仕組み。
このサイトに書かれてた通りの流れでした。


公演時間について、ガイドブックには1日6回公演とあり
各開演時間も書かれてましたが、その日によって変化するみたいです。
私が行った日は3回公演で、開演時間もガイド記載とはまったく違ったので
当日確認してから予約するのが間違いないでしょう。
いずれにせよ、ゴールデンドームやSP-2ショウに行くのなら
初めての場合は日本の旅行会社の現地支店が扱う
オプショナルツアーを利用するのが有効かと思われます。


----------
予約が取れたのは夕方スタートの公演。
それまでアソーク周辺とサイアム周辺を一人でブラブラし、
頃合いを見てBTSアソーク駅に隣接する
MRT(地下鉄)スクンビット駅からスティサン駅へ移動。
スティサン駅を出ると路上は屋台だらけ。(←ストリートビュー)
買食いしたい気にもなりましたがお腹が膨れてたので
眺めるだけで通り過ぎてゴールデンドームを目指します。

クーポンを買った時「距離あるからタクシー乗ってください」と
忠告されましたが、駅から1kmぐらいなので徒歩移動。
曲がり角に自信がなくなったらGoogleマップで位置確認しつつ
路地に入れば一気に住宅街っぽい光景が広がります。
自信がない場合は素直にスティサン駅からタクシーに乗ったほうが良いかも。

「そのうち着くだろう」と、いたってのんびり住宅街を歩いてると
いきなり道をまたぐほどの巨大な「GOLDEN DOME」看板登場。
ストビューで見ると分かりやすいかも。
※ スティサン駅からゴールデンドームまでの道のりを地図にしました。





「さて平沢さんはどこでカエルを見つけたのかな」などと思いつつ
そこらへんを散策してると公演開始時間も近づきます。
受付でクーポンをチケットに引き換えて入場。
入場時にサービスドリンクとしてカップ入りの水をもらい、前から三列目の指定席に着席。
VIP席ってつまり、日本で言うとSS席ぐらいなのか。

ドームの前には観光バスもたくさん停まっており、
バスから降りた観光客も次々と入場してきます。
これがまた、すべての情報そのままのとおり、中国人団体ばかり。
定員680人におよそ7割ぐらいの集客、
あの公演のあの場所に私以外の日本人はいなかったと断言できる勢いでした。

いっとき、日本国内の中国人観光客が多く集う場所に縁があったため、
あちらの団体の特徴は何となく分かってたから面食らうこともなく、
むしろ「あの頃よりマナー良くなったなー」と場を楽しみながら開演待ち。
空いてる私の前の席に後ろの方からドヤドヤ移動してきても
無問題やマイペンライの心を持ってればけっこう便利です。
文句が言いたくなるような実害がふりかかったら
自分の言葉とアイコンタクトで文句言えばお互い通じるしね。


----------
定刻を少し回ったところでステージの幕が上がり開演。
……と思いきや真ん中にはテーブルが一台と
見るからに普通の女性が一人、マイクを持って登場。
前説なのかなーと思いながら中国語を聞いてたら
毛筆を持った初老の男性が現れて何やら書き始めました。
どうやら、なにか揮毫するパフォーマンスが始まったもようです。たぶん。
「頭當運鴻」ともう一つしたためられましたが達筆で読めず。
その場では皆様の健康と安全を願ってありがたい言葉を書いてる、とか
勝手な解釈をしてましたが、ただいまネットを検索したら
どこかの企業名という説もあり。ホントはなんなんでしょ。


オープニングアクトも終わり、暗転して
ミッション・インポッシブルのテーマとともに今度こそ開演。
ショウは何部構成かに分かれてて、
リップシンクによる歌謡ショーあり(夜来香もありました)、
アジア各国の民族衣装をまとったSP-2が次々登場するステージあり、
ミュージカル風の舞台も演じられたり、
ちょっとハリウッドを意識したステージもありとバラエティに富んでて、
言葉がわからなくとも楽しめる約一時間。

なによりSP-2の美貌と、何人かのステージ映えする存在感を堪能できました。
平沢さんが受けたタイショック初期衝動までは感じられなかったけど
生で見た甲斐は間違いなくありました。これが本場のSP-2ショウかあ。
施設が古く音響もイマイチとも伺ってましたがこれはこれで。
ステージが近い席も取れましたし、公共交通機関だけで行けたし、
異国の地の異国のおとぎ話に紛れ込めた感も味わえたし、
やー楽しかった楽しかった。
おみやげ代わりにステージ写真をいくつか載せますので、しばらくお楽しみください。
gd012.jpg
gd003.jpg
gd005.jpg
gd006.jpg
gd011.jpg
gd015.jpg
gd023.jpg


---------
と、ここまでは成功体験。
ショウの後の撮影会を覗いてチップを渡して
晩ごはん食べに行こう、と思ってたら、大いにボラれました。
色んな情報から「撮影会チップは1回50バーツが目安」というのは
頭に入れてましたが、あれよあれよと持ってかれて、どうしてこうなった。
晩メシ食べる気も失せましたわ。


帰国後にゴールデンドームに関するレポートを調べ直したら
トリップアドバイザーでこういう内容を幾つも見つけました。
どれもこれも生の声かと、実体験した人間からそう付け加えます。

“写真撮影をお願いするはやめた方が良いです。”

“チップ渡せ攻撃に閉口”

Golden Dome Cabaret 行く価値あり? - トリップアドバイザー


しかし、時間が経ってから冷静に振り返るならば、
これもまたSP-2の一つの側面であるとも思います。
つまり、平沢さんが常に伝達するSP-2のイメージは
平沢さんが長年かけて交流して信頼と友情を築き上げた
積み重ねを経て発露する側面であるし、
一見さんの好き者エロおやじから金を巻き上げるのも
キャバレーショウは水商売の一環だし、
それで生活してゆくプロとしての側面でもある。

もちろん、彼女たちはそれだけの単純なものではなく、もっと多角的な存在で
平沢さんはそれらに愛ある探究心を持って踏み込んでゆき感銘し、
創作の糧にするほどの衝撃を得たのも事実でしょう。
一言でまとめればクセになるしハマる。

今回は万国点検隊やインタラといった庇護が何もなかったので、
平沢さんがあまり語らないような
水商売の世界で、したたかに暮らすSP-2という側面を体験できました。
これはこれで平沢さんというフィルターを通して
見てただけでは得られない貴重な経験でしょう。


----------
だけど黙って相場以上のチップをバラまいただけでは
バカな好き者ジープン人で終わってしまいます。
これを読んでからゴールデンドームに行こうと思う方々にアドバイス。

◎ショーは楽しめ、浮かれ気分でそのまま撮影会に行くな
◎旅行用の財布とチップ用の財布を初めから分けておけ
◎チップは写真一枚50~100バーツ、撮りたい枚数から逆算して用意
◎個人的には入場料金+αで500~800バーツが目安?
◎旅行用の財布は絶対に外に出すな

旅行中は現地通貨を入れる財布代わりにジップロックを使う人も多いですが
人前でなるべく見せるようなことをしない方が安全なのは
キャバレーショウに限った話ではありませんが、
物価感覚が狂うからついつい緩みがちになりますよね。
旅慣れてないとこういうポカをやりがち。反省。


---------
スティサンから戻った当初はけっこう凹んでて
「もう二度と行こうとは思わない」なんて吐いてたけど、
よく考えたら自分のガードが甘いだけだし、
SP-2についての印象が平沢さん任せだったのも甘ちゃんだし、
もう一度、この経験を活かして、
気と財布の紐を引き締めて見に行きたいなーとも思ってます。

今度はドームだけじゃなくてカリプソやマンボーに行って比較したり、
平沢リスナーの聖地とも言えるプーケット・サイモン・キャバレーも楽しそう。
もっとお手軽に下呂温泉ホテルくさかべアルメリアのショウも気になります。

下呂温泉 ホテルくさかべアルメリア

下呂温泉 ホテルくさかべアルメリア

  • 場所: 岐阜県下呂市幸田1811
  • 特色: 下呂市街を一望出来る展望露天風呂と、アロマ・ショー・居酒屋等 充実のパブリックは当ホテルの自慢です。



タイ・バンコク。ご飯も美味しいし、観光しても街歩きしても面白いし、
そしてなによりSP-2の世界を間近で垣間見れて
平沢作品の世界観にも触れられる、とても刺激的な街でした。
とても楽しい思い出ばかりです。

最後に、ご教示くださった節蔵垰井さんに心より感謝します。
ขอบคุณ มาก ครับ !!

SP-2

SP-2

  • 作者: 平沢 進
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/10/30
  • メディア: 大型本



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更新 2016.12.13 [博物苑更新]

2016.12.13

DISCOGRAPHY - 2015-
 TV ANIMATION BERSERK ORIGINAL SOUNDTRACK を追加

タイ旅行ブログの途中ですが更新報告です。
TVアニメ「ベルセルク」公式サントラですね。
先にケイオスユニオンから発売されたアルバム“Ash Crow”が、
これまでマルチメディア展開されたベルセルク作品における
平沢進楽曲集(うち数曲は初公開リアレンジ)なのに対して、
今回の方は純粋に2016年TVアニメ「ベルセルク」のOST。

内容は鷺巣詩郎氏による劇伴に加え、9mmパラベラム・バレットOP“インフェルノ”、
やなぎなぎED“瞑目の彼方”、それと劇中歌の平沢進“灰よ”、“Ash Crow”が収録。
(OP・EDはTVサイズバージョン)
ライナーノーツにはそれぞれの曲の歌詞は記載されてないのでご注意を。

“灰よ”、“Ash Crow”がお目当てならアルバム“Ash Crow”で事足りますが、
平沢ファンとしての問題は、そのライナーノーツ。
鷺巣詩郎×平沢進の対談が4ページに渡り掲載されてます。
「それなら公式サイトにも載ってるじゃん」と思うのは早合点。
そちらに掲載とは別内容です。


それぞれを読み比べてレビューするならば、
公式サイト掲載分が、対談内容の全貌的なものとなっており、
対してCDライナー掲載分は、サイト掲載分でも触れられた
ベルセルク映像音楽におけるそれぞれの作風の違いや役割の対談部分から
さらにクローズアップされて、話題が二転三転して
二人の音楽家が制作環境からそれぞれのミュージシャンルーツまで
音楽制作に関して深く語られてます。

恐らく対談素材を文字起こしする際に
対談の本編となる根幹から溢れ落ちた話題を
再構成したものと思われますが、これが興味深い。


誤解を恐れずに例えるなら、
サイト掲載分はアニメ評論誌的にふさわしい内容で
サントラ掲載分はサウンド&レコーディングマガジン誌に載るべき内容。
それぐらいの振り幅です。

これだけ振り幅があった濃密な対談ならば一本のインタビューとして
どの客層に伝えるか中途半端にさせてしまうよりも、
今回のように二つのインタビューに分配した方が
内容も伝わりやすくなっていると思います。
興味のある方はどうぞご一読を。


ただし、そのことがほとんど告知されてないのは残念です。
せっかくだから公式告知でも、もっとはっきりと
「対談収録内容が異なります!」と告知されれば、
もっと有り難かったかと存じます。

TVアニメ(ベルセルク)オリジナルサウンドトラック

TVアニメ(ベルセルク)オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: CD



Ash Crow - 平沢進 ベルセルク サウンドトラック集

Ash Crow - 平沢進 ベルセルク サウンドトラック集

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: TESLAKITE
  • 発売日: 2016/09/14
  • メディア: CD



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食べ歩けBKK(買い物編) ~泰王国曼谷訪遊記 その2b [特別企画]

タイ・バンコク旅行記 前編
タイ・バンコク旅行記 後編
タイ・バンコク食べある記 前編
今回は旅先のスーパーやコンビニで見かけた食品について、
思い出すままトピックごとにあれこれ書き連ねます。
これまでに比べたら写真が少ないので、補足がてらリンクを貼っておきます。
よろしければそちらにも飛んでみてください。


【コンビニフード】
前回の記事のとおり、外食以外で買い食いしてる余裕は
ほとんどありませんでした。
そんな中でもコンビニでもちょっとつまもうか、と
ホテルの近所のセブンイレブンに立ち寄り。
バンコクに着いてから日本に帰るまでお世話になったセブンイレブン。
2016年9月末現在、タイには9400店舗以上あるらしく、どこでも見かけました。

日本の店舗よりやや小ぶりな敷地面積の中には
コンビニらしく圧縮陳列された数々の商品がぎっしり。
取扱品についてはこちらの記事に詳しく書かれてますが
お惣菜コーナーで手に取ったのはプライベートブランドの
Spicy Minced Meat(pork&chicken) Sticky Rice Burger。
gapao.jpg
(食べ終わった後の写真でごめんなさい)
タイ料理のご飯もの代表格であるガパオライスを
ライスバーガーにしたものみたいです。24バーツ(約75円)。
ホテルに戻って食べてみれば、想像通りのカパオ丼状態。
注目すべき点はSticky Rice。つまりパラパラのインディカ米。
それを圧力で固めてバンズにしてるから歯ごたえもなかなか。
その点を除けば味付けもほどよくお気に入りの味でした。
別の日にもう一回買って食べたくらい。


【お菓子】
◎ポッキー・プリッツ
コンビニはお菓子売り場も充実してて
まず最初に目についたのはポッキー・プリッツ。
本家グリコ製品から韓国ロッテのペペロや後発商品などが
種類豊富に並んでました。

その中でも気になるのは、やはり本家グリコ。
タイグリコ株式会社という現地法人を設置して
そこを拠点に東南アジア諸国に展開してる模様。

日本でおなじみのデザインのポッキーやプリッツに混じって
トムヤムクン味ラープ味のプリッツが必ず売ってました。
ホントどこでも見かけた。定番商品として定着してる感バリバリです。
コンビニだと15バーツ(約45円)ぐらいだったかな。ポッキーとかも同価格帯。
スーパーで売ってた48バーツのお徳用サイズをしこたま買い込み
バラマキ土産に大活躍しました。

ポッキーは日本で見るのと同じような商品展開でしたが
クッキー&クリーム味が日本未発売らしくて家人からのお土産指令。
個人的にも食べましたが、普通に日本で売っても良いのにという感想。
オレオを棒状にした感じ。
(※期間限定パンダポッキーがこの味だったみたいですね)

他にグリコ製品で気になったのが日本じゃ見ない「pejoy」
筒状のプレッツェルの中にチョコレートクリームを流し込んだお菓子。
……って、そりゃトッポやんけー。
グリコ公式アカウントのツイートによれば
日本以外の地域で展開したり、期間限定でオフィスグリコでも扱ったみたい。
けっこう美味しかったです。やっぱこれだね~。



◎チョコ・キャラメル・ビスケット
大々的に展開してたグリコ製品に比べて、
チョコやビスケットはヨーロッパブランドのものが多かったです。
成城石井やカルディにいっぱいおいてあるブランドばかり。
キャドバリーとかリッタースポーツとかトブラローネとか、
クッキーはデンマーク産のものが多く、なるほどねーと言った感じ。
ちょっと高級スーパーに行くと日本製品で固めたコーナーがあって
割高ながらも日本のスーパーで見かけるものが並んでました。


◎昆虫食(閲覧注意)
スナック菓子は現地のフレーバーや
海苔味わさび味を見かけたものの、あんまり心躍らず。
代わりに心奪われたのはおつまみスナックコーナーのコレ。
mushi3.jpg
蚕のさなぎ揚げスナック。
しかもこんな可愛いパッケージを施されて。
あらやだうっかり手にしてしまいそう。

昆虫屋台が夜な夜な出回るとは噂には聞いてましたが
まさかコンビニで普通にグミとかみたいにフックがけで並んでるとは。
心は奪われるも買うには至らず。
同行してた女子後輩が「うちのトカゲがこんなの食べてる」との
名言とともに、嬉々として買ってましたが食べたのかなあ。

メーカーのサイトを探しましたがFBしか見つからず
でもけっこう大々的にセールスしてるらしくて
セブンイレブンには必ず置いてあったし、
サイアム地域を走るバスにこのキャラがラッピング広告されてるのを見ました。

追記:
メーカー公式サイト見つかりました。
マレーントート・ハイソーという商品ブランドみたい。
発売当時に日本で紹介された記事も紹介。
タイのコンビニに「揚げ昆虫スナック」 外国人の間で話題に


【加工食品】
◎インスタントラーメン
麺類大好きなお国柄らしくインスタントラーメンも豊富なラインナップでした。
でもタイのラーメンって結構、日本にも輸入されてるんですよね。
あまり目新しいのは見かけなかったなー。
スーパーで売られてるまとめ売りラーメンで10食パックとか見ました。
そんなに食えないよ。
あとはなぜかアニメチックなキャラが前面に押し出されたラーメンとか。
何味だったんだろ。


◎インスタント粥
ラーメンよりも個人的に面白かったインスタント食品はこちら。
タイの朝食でおなじみのお粥もインスタント展開です。
お粥には二種類あり、日本で言う全粥のように米粒が残らない「ジョーク」、
それに対して米粒の形が残る雑炊的な「カオトム」。
【タイの2つのお粥~カオトムとジョーク】

……というのが、旅行前に家人から叩き込まれたレクチャー内容。
クノールと始めとする数種類のメーカーがインスタント粥を出してて
軽くてかさばらず持ち帰りに重宝するのでたくさん買ってきてください、
という指令とともに熱く語られました。

はじめてのおつかい状態でスーパーまで行ってみれば
確かにいっぱい並んでました。
最大手がクノールでポーク味・チキン味・エビ味など10種類近くあり
どう見てもカニカマのイラストがついたものもありましたが
あれは果たして何だったんでしょうか。

他にも多国籍企業の商品もあれば現地企業のもあるし、
バラ売りもしてればまとめパック商品もあって、なかなか盛況でした。
ジョークとカオトムの比率は8:2ぐらいかな。
作り方は基本的にインスタント粥と規定量の水を鍋に入れて煮込むみたいですが
クノールのジョークはカップスープみたいな商品もあり、
そちらはコンビニにも並んでました。


【果物】
◎生鮮フルーツ
フルーツのシーズンオフとは言えども
スーパーに行けばさすがに種類は揃ってます。
ガイドブックに載ってるようなのは大抵見かけたかな。
屋台に売られてるのからホテルで出てきたものまで
いくつか試しましたが、印象に残ってるのはバナナ。

冷やかし半分に屋台の20バーツモンキーバナナを試し買いしたところ、
日本で食べ慣れてるものには無いような芳しい香りと甘み。
これが青いのを追熟させた輸入バナナとの違いかー! と目ウロコでした。
もう一回買って食べればよかったと今でも時々思い出します。

みんな大好きドリアンは季節外れらしくて
むき身のものがスーパーに並んでたくらい。
マンゴーは買い食いしたけどあまり甘くなかった。
どちらもハイシーズンに心ゆくまで食べてみたい。


◎ドライフルーツ
果物大国はドライフルーツ大国でもあります。
ドライマンゴーやドライグアバなどは普段遣いから土産物まで色々と並んでて
それはそれはどこへ行っても見かけましたが、
私が一番熱心に探してたのはドライオレンジ。

ファミリーマートのお菓子にドライマンダリンオレンジがありまして、
一時期それをハマり食いしてたんです。
裏面表示の産地にはタイと書かれており、
これはきっとタイにはドライオレンジがいっぱい安く売ってるに違いない
金のある限り買い尽くしてドライオレンジ貯蓄をしよう、と
皮算用を弾いてました。

しかしスーパーやコンビニに行っても見つからない。
スーパーには決まってドライフルーツコーナーはあるのに並んでない。
高級路線のスーパーを探したらようやく見つけたのが
見るからにオーガニック系なメーカーのもので
ファミマで売ってるのと同じくらいのサイズ。

あ、いま公式サイト見つけたらMサイズや
もっと大きいバスケットサイズがあった。
セントラルエンバシーに行けば良かったのだろか?


値段的な旨味はなかったのでそれを2つほど買って様子見。
その後、BTSに乗って市街地をブラブラしてたら
駅ナカの出店にドライフルーツ屋さんを発見。
覗いてみたら、あったーあったよードライオレンジ。
空港用のパッケージのまま売られてるためかけっこう割高、
300gで280バーツ(約850円)ぐらいか。探し疲れたそれください。
アメ横のドライフルーツ通販大手より若干安いくらいでした。
てことはこれが切れたらそこで通販した方が早いのか。


ダークホース的に当たりだったのが干しバナナ。
スーパーで売られてた干しバナナと干しモンキーバナナを
なんとはなく買ったのですがこれがハマる味。
バナナチップのようにカラッと揚げてるんじゃないから
干し芋のようなネットリした食感で程よい甘み。
バナナチップより好きだな、これ。流行るよ!
自分のために通販リンク貼っときます。


【液体系】
◎ミネラルウォーター
お水はもうどこでも不自由することなく買い求められました。
宿泊したホテルが500mlサイズを1日2本提供してくれるし、
コンビニに行けば大々的に展開してるし。
私はいろはすのタイバージョンを面白がって買ってました。
あとはネスレのミニボトル、7バーツ(約20円)って
日本の相場に慣れてると感覚が変になりますね。


◎豆乳
同行者が目を丸くしてたのが「なんでこんなに豆乳がいっぱい売ってるの?」
なんでも初日の夜にスーパーでビタミルク(平沢さんでおなじみの)を
たまたま買ったらしく、それにいたく感動して、
次の日にはパック豆乳をまとめ買いしてました。
私は平沢さんが語るお話によりタイが豆乳王国なのを事前情報で知ってましたが、
たしかにスーパーの棚一面が豆乳で埋め尽くされてるのは圧巻でした。


◎ヨーグルト
私の方は豆乳には手を出さず、代わりに買ったのがヨーグルト。
ダノンのビオのナタデココ入り。
翌朝に食べましたがやたら甘い。そしていつまでも口に残る甘み。
うーん、人工甘味料が入ってたか。ダノンだからダイジョブだと思ったら。
酸味に強い国という印象ですが、甘いものはとことん甘くするのか。


◎緑茶
緑茶、いっぱい並んでました。あっちでブームみたいです。
でもオレ知ってる! これ甘いって。
砂糖入りの緑茶が定着してるってのはよく聞いた話なので、
それはそれで美味しいんでしょうけど、
私はやはりミネラルウォーター感覚でお茶を飲みたい。
というわけで、シュガーフリーの緑茶を探しました。
見つけたのが現地法人である「OISHI(おいしい)」のシュガーフリー緑茶。
伊藤園の緑茶もありましたが25バーツ(約75円)、飲み物の値段じゃない。
伊藤園の飲みたきゃ日本で飲めばいいしー、
ここはタイだし現地のものを飲もうぜ、ということで買いました。
あ、これは30年前の缶入り茶だ。
新幹線ホームでむかし売ってたポリ容器入りの煎茶といっても良い。
旨味が無くてにがーいんですよ。懐かしい味でした。
というわけで、以後はミネラルウォーターばかり飲む次第。


◎ジュース
ジュースも色々ありました。
日本のタイ料理屋でもたまに見かけるエストコーラから、
ブラックライトを当てたら光り出しそうなジュースまで。
基本、お茶派なのでジュースは普段飲みませんが、
ちょっと探してたのがタマリンドジュース。

タイでは酸味のきいた果物扱いだったり調味料にもされる
タマリンドという果物(→Google画像検索:見た目は果物っぽくないのですが
名古屋の老舗タイ料理屋にタマリンドジュースが置いてて
それがなんとなく飲みたくて、それっぽいので見つかったのが
タマリンドとライムの絵が描かれたペットボトルドリンク。
これが当たりでした。甘さ控えめで酸っぱさ押し。
こういうのレストランで飲むと美味しそう。
写真も撮りましたがピンぼけでよく分からないことになって残念。


【嗜好品】
タイは酒やタバコの販売に厳しくて、アルコールは一日の中で10時間だけ販売、
タバコは店頭陳列禁止で口頭販売のみ、とのことです。

私は酒もタバコもやりませんのでこの点は苦労しませんでしたが、
喫煙者の同行者は持ち込みの時から頭を悩ませてたようです。
なんでもタバコは国内持ち込みにも規定があるらしく、
持ち込みすぎると即罰金とか。大変そう……。

「現地でタバコ買うのは?」と尋ねたら
「パッケージが嫌なんだよ……」との返事。
『タイ タバコ パッケージ』で検索したら、あーあーあー納得。
(検索は自己責任で)
全然知りませんでしたがそんなことになってるんですね。

それらの代わりなのかどうか分かりませんが
「ヤードム」という嗜好品が流行ってる模様。なにそれ?

上記リンクから引用すると
> そもそもヤードムとはどのようなモノなのでしょう?
> タイ語で「ヤー(ยา)」とは「薬」を、
> 「ドム(ดม)」とは「嗅ぐ」を意味します。
> つまり、ヤードム(ยาดม)とは「嗅ぎ薬」のこと。
> メンソールなどの清涼感のある香りを染み込ませた
> スティック状のアロマがヤードム。
> 常夏の国に暮らす人々の生活の知恵が生み出したアイデア商品なのです。

これも家人からの買い出し指令のひとつでして、
「コンビニに行けば絶対売ってるらしいから」とのことでしたが
ピンとこないので半信半疑。
で、セブンイレブンに入ったらカウンター脇に確かにありました。
リップクリームのようなものが山積み。
バラマキ土産に最適だからとにかく買ってこいとの指令なので
よく分からないままカゴに入れます。一個20バーツ(約60円)でした。

その後に寄ったコンビニにも必ずあるヤードム。
スーパーでは数本セットで吊るし売りまでされてました。
街中でも普通に使われると聞いてたので、
実際使ってる人はいるのかな? と観察してましたが、いましたいましたよ。
こんな可愛いヤードムじゃなくて
タイガーバームみたいな瓶を鼻に当てて嗅いでるおばちゃんを何人も。
あーほんまにこんな文化あんねんなー。

結局20本近く買ったでしょうか。
仕事場のバラマキ土産にも置いときましたが
さすがに食品に比べて持ってかれるのは遅かったです。
でもいつの間にか消えてた。どこかで誰かが使ってるんだろうか。
家人が使ってるのは、まだ見たことありません。

追記 12/10:
書籍“SP-2”を読み返してたところ、ヤードムも登場してましたね。
あちらではPOY-SIANという大手定番ブランドの名称でしたが。
平沢さんの文章で概要や使い方を解説されてるので興味のある方は……って、
なんであの書籍、今は入手困難なんだろう……。
SP-2ファイナルの発刊とともに再販を強く願います。

---------
思いつくままトピックを書き出して膨らませてったら
こんな思い出語りになってしまった。
書いてる方は旅の振り返りで楽しかったですが
読んでる皆さんは、どうなんでしょうね。この長さ。
気になるトピックにでも目を通していただけたなら幸いです。


さて次回はタイ・バンコク旅行記最終回。
きっとお待ちかねのSP-2ショウレポートをお届けいたします。
それではまた。

スーパーマーケットマニア アジア編

スーパーマーケットマニア アジア編

  • 作者: 森井 ユカ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2005/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



プリッツ トムヤムクン味

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  • 出版社/メーカー: Gligo Thai
  • メディア: その他



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  • 出版社/メーカー: Gligo Thai
  • メディア: その他



世界美食探究 タイ産 無添加ドライバナナ 1kg

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  • 出版社/メーカー: オーストリッチファクトリー株式会社
  • メディア: その他






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食べ歩けBKK(外食編) ~泰王国曼谷訪遊記 その2a [特別企画]

タイ・バンコク旅行記 前編
タイ・バンコク旅行記 後編
先月下旬に行ったタイ・バンコク旅行。
ここからは視点を変えて、食べ物の話題を二回に渡ってお届けします。
まずは外食編から。

----------
人生八十年。一年三百六十五日。一日三食。
人間どんなに頑張っても、食事の数には限りがあります。
美味しいご飯を食べたい、できることなら腹いっぱい。
これは異国の地バンコクで、欲望に任せてただただ食べ歩いた記録です。

今回の旅程は三泊四日。単純計算だと12食ですが、
初日の朝と最終日の夜は日本だし、往復の機内食も出るし4食マイナス。
スケジュールを見ると二日目は昼夜とも食事つきの懇親会で
朝食は三日間ともホテルで出るから、さらに5食減らして。
あれ。自由に食べれるのって3食だけだ。

せっかくだから一回ぐらいは評判のタイ料理屋で食べたいなー。
などと思い巡らせ、バンコクグルメブログにいくつか目を通し、
気になるお店の住所を調べてGoogleマップに保存して。
(スマホ・タブレット+Googleマップは便利すぎました)
宿泊先に荷物を降ろして身軽に! いざ行かん美食の街へ!!

……とかなんとか、ひとり意気込んでたら、
同行者がバーツを持ち合わせてないと判明。
タイに着いてから空港で両替しようと思ってたら
送迎バスの運転手に「渋滞に巻き込まれたくない」
「空港よりレートが良い店が街にある」と促されてそのまま出発したため。

私は旅立つ前に現地通貨を持ってた方が何かあっても安心だろうと
数千円分のバーツを手にしてましたが、
ほとんどの参加者がまだ両替してないとのことなので
「それじゃあみんなで」と駅前の両替商に行くことになりました。

しかし、時すでに遅し。
夕方を回りかけた時間帯なので両替商はどこも閉店。
いま思えばその日は両替を諦めて、そこらじゅうに設置されてた
ATMでのクレカキャッシングでバーツを引き出すのが
最善手だったのでしょうが、レートが良い両替に拘りすぎた。
こういうのは臨機応変な判断が重要ですね。

結局その日は現金を持ち合わせてる人たちがお金を出して
総勢10人で駅前の中華系タイ料理屋に入って晩ごはん。
一人だいたい二皿+飲み物を頼み、
瓶ビールを呑んでる人も合わせて合計1400バーツだったかな。
一人頭140バーツてことは……約500円? こりゃ安い。
私が頼んだのはカオパックン(海老チャーハン)に青菜と焼きアヒル。
01ahiru.JPG
味は正直いまいちでした。
一食損した。


二日目の朝食はホテルビュッフェ。
タイ料理風朝食+洋食ブレックファスト+フルーツのラインナップで、
タイの朝食の代名詞ともいえるカオトム
(お粥、米粒の形が残ってるので雑炊に近い)があったのは高ポイント。
02kaotom.JPG
なかなか日本では食べる機会がありませんよね。
フルーツはパパイヤが意外と美味しかった。

この日に行われた懇親会では両方ともタイ料理が振舞われました。
昼食はビュッフェスタイルで夕食はコースメニュー、
どちらも上品な味つけで美味しゅうございましたが
どちらのときもアローイアロイと食べてると、
箸のつけられなかった残り物が次から次へと回ってくるのが良し悪し。
お腹ぽんぽんで苦しゅうございます……。

この日、参加者の中でも評判が良かったのは
カオニャオ・マムアン(マンゴーともち米)。甘くて美味しくて鉄板!!
02mango.JPG

トムカーガイも美味しかったなあ。
02tomkagai.JPG

これはナッツやローストココナツ、乾燥海老にざく切りライムを
胡椒の葉っぱで包み調味料をかけて食べる前菜、ミエン・カム
02mienkam.JPG
どれもとても満足でした。ごちそうさま。


三日目は胃もたれからスタート。
朝食にカオトムを食べに行く気すら起こらなかったので
買い置きのフルーツで済ませ(買い出し食べ物の話はまた後日)。
この日は自由行動なので、まずは同行者達と繁華街サイアムをぶらぶら。

ご承知の通り、バンコクという街は超高層ビルが林立するすぐ隣に
ボロボロのトタン屋根の民家が立ち並ぶブロックが毅然と存在する、
まるでモザイク工芸のように渾然一体とした都市なので
街歩きをすればそれらの光景がダイレクトに飛び込んできます。
ホントにアルバム“Sim City”ライナーにあるストーリーそのまま。

同行者のオーダーにより、この日の昼食は屋台メシに決定。
ホテルの足もとに広がる街にも、歩道沿いに屋台が広がっており
機会あれば食べたいなと思ってたのですが、そこらへんは夕方から営業が中心。
時間もあるので昼食を食べられる屋台を探そう、と相成ったのですが。
ノープランで適当にうろついてたので見つかるものも見つからず。
東京で言えば銀座三丁目の路上でローカル屋台を探すようなものだから
どだい無理な話でしたわ。

実は厳密に言えばまるで無かったわけでもなくて、
モザイク都市だから路地に行けばなんとかなるだろうと、
都心部のブロックを離れたら行き着いたのが病院の一区画。
(後で調べたらタイ王国国家警察病院でした)
そこの敷地内に大きなテントが張られており、バザールが開かれてました。
物味遊山で覗いてみたら見事に外国人観光客のいない世界。
03bazar1.JPG
03bazar2.JPG
テントの中では中食のようなお惣菜も販売されてて、
「こういうの食べると美味しいんじゃない?」と思いましたが
タイ語オンリーのアウェイだし、座って食べる場所もないし、
そもそもどんな食材の料理なのか、参加者一同見当もつかない。
後で聞いたら「おいしそーだなー」と思ってたの、私だけで
他のメンバーは皆、腰が引けてたとか。
えー。美味しそうな香りしてたのにー。

個人的に見た範囲では麺類・惣菜・果物などなど
数種類のブースで提供されてました。
麺は米粉のものがセンミー・センレック・センヤイなど太さも選べて
卵麺もあったかな。
ただ、器がタイ屋台名物のビニール袋持ち帰りだったし、
初アジア旅行のメンバーがいきなり食べるには高難易度だったのは確か。
そりゃあ、地元の人向けのバザールだしね……。


歩きはじめて約3時間。ここまでサイアムパラゴンの中の
マックやシナボンで軽食を摂ったり、道端で焼かれてたソーセージ串や豚串を
(それぞれ10バーツ)つまんでましたが、そろそろまともな料理が食べたい。
03ippudo.JPG
サイアムパラゴンの一風堂と日本では珍しくなったシナボン

屋台も見つからなかったし、それじゃ私が下調べした場所に行こう、と
足を向けたのはMBKセンター。
タイ屋台グルメの入門編として名高い、6Fのフードコートに向かいました。

ここ、ずーっと行ってみたかったんです。
初めて知ったのはタイ料理に興味を持ち始めた90年代後半。
なぜか4×4MAGAZINEが出版した「バンコク屋台グルメ最新現地ガイド'99」に
『屋台突撃の前のトレーニングフィールド』として、
いの一番に紹介されててそれがとても美味しそうで。
以来、寝る前や腹が減ったときにこの本を眺め続けて十数年。
いよいよ現地に赴いて実食できる日がくるなんて感激。

掲載写真の頃からリニューアルされて小綺麗になってたフードコート。
バンコクのショッピングセンターのフードコートは現金を直接やり取りしない
全店統一支払いのクーポン制またはカードチャージ制が主流で、こちらは後者。
テナントで食べ物を購入する前に入口カウンターでカードに入金します。
03mbk1.JPG
使わなかった金額は最後に払い戻しできるので
食べたいものを先に見回ってから大体の金額を頭に入れて
入り口に戻って気持ち多めにチャージするのが良さげ。
後はチャージしたカードを手に、テナントに行って食べたいものを注文。
メニューボードがあるところもあれば、テナントの壁にナンバー入りの
メニュー写真を掲示してるところもあるので
指差しでも「なんばーすりーぷりーず」でも注文できます。

壁に沿って各種タイ料理を出すテナントが十数店並んでて
見てるだけで食欲がそそられます。
他にも反対側の壁には各国料理のテナントがあるし、
島状に位置するテナントは甘味が中心なのかな。
03taiyaki.JPG
甘味コーナーにあった鯛焼き抹茶ソフト

とにかく食べ物屋さんで溢れんばかりのフードコートです。
地元の人達だけでなく外国人旅行客にも有名なスポットなので
座席はかなりの大混雑。早めに决めて席を押さえたほうが良さそう。

食べたいものばかりで目移りして仕方ない中、
悩みに悩んでソムタムとベジタブルセンレックトムヤムを選択。
03tsomtammen.JPG

二品で120バーツ(約360円)でした。
フードコートは屋台より割高と言われてますが、
それでも安い、安いよー。
ソムタムは日本じゃ珍しいホーリーバジルがついてるし
センレックトムヤムのベジタブルってなんだろう?と思ったら
魚のすり身ボールの代わりに球状の油揚げ!
チャーシューの代わりに揚げ春巻き皮!
同行者も麺類やご飯ものを頼んで美味しく食べたご様子。
あーでももう一品カオマンガイを頼んどけば良かった。

箸・フォーク・スプーンなどの食器はプラスチック製のものが
各テナントに置いてあり、脇にあるIH鍋で煮沸してから使うとのこと。
所変われば品変わるなあ。マイ箸フォークを使う人もいるようです。
食べ終わった食器はそのまま置いておけば専門の清掃者が片づけてくれますが、
日本のフードコートに慣れてると、どこに持ってけばいいか、
置いていってホントにいいのか、一瞬躊躇してしまいます。


夕食はMBKフードコートにもう一度戻ろうかなーと思ってましたが
色々あって(そこらへんはまた後日)軽めにコンビニ買い食いで済ませて、
翌朝最終日。胃も疲れてきたので
ここらでもう一度、ビュッフェのカオトムを食べたいなーと
朝食会場に行ってみたら、メニューが変わってて豚汁が出てました。
ぎゃふん。
これにてバンコク食べ歩き終了でございます。

当初の予定だったフードコートには行くことができたし
美味しいタイ料理も食べれたしで、初めてにしては概ね及第点でしたが、
欲を言えばもうちょっと何回か食べ歩いても良かったかも。
食べたいメニューを決めたり、美味しいレストランの情報は
もっと貪欲に調べても良かったかな。
的を絞ってMBKセンターやショッピングセンターのフードコートを
攻めまくるのもアリかもしれないと思いました。
あとはフルーツの美味しい暑い季節に行きたいですね。

01kinai1.JPG
04kinai2.JPG
行き帰りの機内食。帰りの方にはデザートにルークチュップが添えられてました。


追記:
出かけるときに皆さんに心配されたお腹の具合ですが、
おかげさまでまったくダイジョブでした。
出かける前から毎日、乳酸菌整腸薬を飲んで胃腸を整え、
現地ではなるべく火の通ったものを食べるように心がけ、
氷や生水を極力避けたのが効いたのか、快適に食べ歩けました。
ただし、同行者の中には帰国後にお腹を壊した人が何人かいたみたいです。


外食編はここまで。
次回はコンビニやスーパーで見つけた食品編をお届けします。

バンコク「そうざい屋台」食べつくし

バンコク「そうざい屋台」食べつくし

  • 作者: 下関 崇子
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2009/02/25
  • メディア: 単行本



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遥かなเมืองไทย(後編) ~泰王国曼谷訪遊記 その1b [特別企画]

前編からの続きです。
今回は旅の後半、三日目から。

【主目的 ~三日目】
----------
前日の食事で胃もたれしたまま三日目を迎え、この日は終日自由行動。
近所で買い込んだフルーツを食べてからお出かけ。
03mango.JPG
トンロー駅近くマンゴーショップで買ったiPhoneサイズのマンゴー。
80バーツ(約240円)、季節外れのためか甘みが足りず。

バンコクの高級商業地域サイアムを中心に
気の向くままぶらぶらとウィンドーショッピングや買い食い道中を楽しんでました。

観光都市でもあるためか、公共施設の標識などは基本的に
タイ語と英語の並列表記されていて、中心部の主たる移動手段となる
BTS(スカイトレイン:高架鉄道)やMRT(地下鉄)の車内でも
両方でアナウンスされ、迷うことは一切ありませんでした。
03tokun.JPG
MRTのコイン状きっぷ「トークン」

公共交通機関の範囲ならどこまでも行けそうですけど、
タクシーやバイクタクシーは英語かタイ語じゃないと交渉できなさそう。
いま思えばいっぺんくらい乗ってみればよかった。

他によく見かけた言語は中国語と日本語。
特にバンコクの若者にとって日本語の文字は
どうやら北方の異国文化を感じる意匠で、
それなりにクールな印象を持ってる様子。
我々がタイ語の文字をほぼ読めないように
彼らが日本語の漢字ひらがなカタカナを読めてるかは不明ですが、
定番のTシャツ柄だけではなく、
陳列されてる商品などでも日本語を良く見かけました。
入る機会はありませんでしたけど日本料理屋も結構出店してて
日本企業が進出してるのもあれば現地企業が経営してるのも。
038ban.JPG
アソーク駅ターミナル21に出店してた8番ラーメンの看板。
ここまで日本語だといっそ清々しい。

サイアム駅に隣接するサイアムセンターやサイアムパラゴンは
銀座や新宿や四条、梅田に栄に天神などに肩を並ぶほど、
いや豪華さでは上かもしれないイケイケな高級デパートで
上層階にベントレーやマクラーレンなど超高級車のショールームが並んでて
(もちろん実車展示!)口をアングリしながら眺めてました。
03paragon.JPG
サイアムパラゴン

近所には伊勢丹が入るセントラルワールドプラザもあり、
ここいらのデパートを巡ってるだけで日が暮れそうでしたが、
私の相性が良かったのはサイアム駅から歩いて10分、
サイアムの隣駅であるナショナルスタジアム駅に隣接する
MBK(マーブンクロン)センターかな。

怪しげな土産物が並ぶフロア、ちょっとお洒落なファッションフロア、
電気街フロアもあれば、映画館やアニメイトも入ってるオタクギーグなフロアあり、
そして地元民や旅行客が多数訪れる老舗のフードコートが有名で、
渾然一体とした坩堝的な商業ビルでした。
03animate.JPG
MBKセンター7Fのアニメイトバンコク店入り口

30年前に開業した当初はアジア最大のショッピングモールだったらしく
こちらはビル一つで一日遊べそうな勢いのスポット。
03mbk.JPG
MBKセンターの内部。全階層吹き抜け。
ここに限らず大型ショッピングセンターはどこも吹き抜けが特徴的。

映画館ではバンコクでも話題になってるという「君の名は。」も上映されてて、
時間があればずーっとここで遊んでたかったです。
03yourname.jpg
MBKセンターの映画館に掲示されてた「君の名は。」ポスター

「君の名は。」タイ語字幕付き公式予告編

しかし、この日のメインは食べ歩きと平沢ファンなら外せないSP-2ショウ観覧。
これらは語り尽くせぬほど感想が漏れ出てるのでまた改めて。


【帰途 ~最終日】
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目が回るくらい刺激的な日々も過ぎ去ってあっという間に最終日。
午前中のフライトなので朝食を摂ったらすぐ空港へ。
職場のバラマキ土産は初日に行ったスーパーであらかた買い込んでたので
空港内の免税店では個人的なものと実家用のをいくつか買い足し
残ったバーツで最後の買い食い。
04flower.JPG
蘭の切り花は日本の空港にある植物検疫所で検疫を受ければ
国内持ち込み可能なので女性向けにオススメ。
約300~1000バーツくらいでした。
IMG_1586.JPG
550バーツ(約1650円)蘭詰め合わせの生け花

帰りの飛行機は数年前に就航したばかりの最新鋭ボーイング787。
ロールスロイスエンブレムがついたエンジンに心躍ります。
04787.JPG
(そのエンジンが結構トラブってると知ったのは帰国後)
機内の設備もハイテクで、窓ガラスが電子カーテンシステム。
これを試せたので窓際に座れて良かった。羽根の上だったけども。
詳細は解説ブログをば。
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ボーイング787の窓の秘密とクロミック材料の話
http://orgchemical.seesaa.net/article/440409009.html
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行きも帰りの道中もそんなに揺れることなく快適の一言。
アテンダントさんにワイを返すと喜んでくれるのはなんとなく嬉しい。
機内の空気が乾燥気味なのと若干肌寒いのは
セルフディフェンスしたほうが良いですね。

夕暮れ過ぎに関空に降り立ち、特急はるかとのぞみ号で地元まで。
会社の経費だから物申せないけど個人的には
関空ならば南海のラピートに一度は乗りたかったぞい。


【まとめ】
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そんなこんなの三泊四日の珍道中でした。
しかしまさか仕事がらみでタイへと渡航できるなんて。
つまりそれは旅費と休暇申請が出張報告書一枚だけってことですよ。
しかも会社の業務だから大手を振って休日を使うことなく旅立てたし。
会社勤めも悪くないかもしんない。

軽口はほどほどにして、
平沢さんがアーティスト人生の分岐を切り替えるほどの影響を受けた
タイ王国をようやく訪れることが叶って、至るところで感じたのは、
90年代後半からの平沢さんは、この国が持つ熱気と活気、
またこの国に暮らすSP-2達とのセッションで作品を紡ぎあげた、という事実を
追体験したかような錯覚を肌で感じられました。
ちょうど90年代初頭の平沢さんがAMIGAとセッションすることで
数々の曲やストーリーを作り出したように。

実際に歩いたのはスクンビット通りやトンロー、サイアムの商業地区、
それにスティサン駅ぐらいの限られた地域でしたが
バンコクの街を肌で体験できた今、SimCity~舟~SIREN~救済の技法、
それに付随するSimCityライナー記載ストーリーや、
コレクティヴエラーズ・SCUBA RECYCLEブックレット・計算上のKunMae、
当時のインタラに当時の会報、そしてなにより書籍“SP-2”と
ダ・ヴィンチ1998年10月号に掲載された平沢進エッセイ
「工業製品『救済の技法』という音楽パッケージの原産地より」が
ようやく五感のリアルを伴って噛み砕けるようになった気がします。
それらに書かれた要素からは遥かに時は過ぎてしまいましたが
まだ随所に欠片のようなエッセンスが漂ってるようにも思います。

その頃の平沢曲に潜むタイ王国へのダジャレ的な情愛も
少しだけ理解できて時々苦笑してました。
matomeseiho.JPG
例えばタイの生命保険会社のビルを見かけたときに英語で
「MUANG THAI LIFE ASSURANCE」と書かれておりまして、
頭の中には即座に“MOON TIME”のサビが流れてきて仕方なかったものです。
遥かな泰王国、流れよ泰王国…。

かつてNIFTYのAMIGAフォーラムで行われた企画
「平沢進さんとアミーガでQ&A」(電子書籍「来なかった近未来」に収録)にて
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Q:ストーリーや曲の歌詞をつくるときにAMIGA からヒントを得るようなこともありましたか?
A:たくさんあります。それは同時に、数すくない日本のAMIGA ユーザーに送った暗号のようなものでもあります。あなたがAMIGA に長く接しているなら、私の作品の中に幾つもその暗号を見つけられますね。
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上記のとおりに答えられたように、
これをそのままタイと置き換えても通用しそうだと感じました。

まだタイへ未渡航の平沢リスナーも
一度はバンコクを旅してみるのをオススメします。
私は帰国以来、タイへの憧憬が止まらず、
図書館でバンコク本を何冊も借り、タイ料理を食べ続ける日々を過ごしてます。
今回の経験により、タイの距離が心身ともに近くなりました。
数年中にまた訪泰したいのう。

【予告】
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このような道中でした。
次回はバンコクで味わった食事について食べて感じたことをご紹介。

Sim City

Sim City

  • アーティスト: 平沢進,Miss.N
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
  • 発売日: 2014/11/05
  • メディア: CD



SIREN

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  • アーティスト: 平沢進
  • 出版社/メーカー: 日本コロムビア
  • 発売日: 2009/03/18
  • メディア: CD



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遥かなเมืองไทย(前編) ~泰王国曼谷訪遊記 その1a [特別企画]

前回の記事でも触れたとおり、先日タイへと行きました。
平沢さんから影響を受けて以来、タイを始めとする東南アジア諸国は大好きで
いずれは行ってみなければ、と思い焦がれてはいましたが
先立つものも休暇もなく、行動の優先順位は下がるばかり。
ところがある日、ひょんなことから夢が叶ってこりゃ大変。
さてさてどうなることとやら、というお話です。

とても刺激的な体験ばかりでしたし、そもそもなんでタイに行ったのかなど
謹んでこちらのブログのネタにいたします。
まずは旅のあらましから。

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【発端】
あれはとても暑かった夏のおわり、風も流れぬ灼熱多湿の地下室で、
鶏さんを揚げたり焼いたり袋詰めする生業で糊口をしのいでたところ、
元締めの思し召しで「鶏のふる里」までご一緒しませんかとお誘いされました。
まあ素敵、それはそれは喜んでと、二つ返事でオーケーしたものの、
でも「鶏のふる里」ってどこかしら。きっと掛川花鳥園ね。
『タイですよ』
ほへータイですかーそうなんすねー……タイランド!!??


タイ料理に代表される東南アジアエスニック料理が大好物で
いっときはタイ国技のムエタイを発祥とする
キックボクシング観戦を趣味だったこともあるし、
そしてなにより、敬愛する平沢さんがアーティスト人生の
分岐を切り替えたほどの衝撃を受けたタイ王国。

平沢FC主催の万国点検隊に参加する機会を逸して、
プライベートで旅行するほどのきっかけと勇気と財力と休暇もなく、
地元のタイ料理屋を時折訪れては彼の地に恋い焦がれる程度の
関わりしか持てなかった憧れの国。
そこに業務の一環とはいえ訪問できるというチャンス、
逃すわけには参りません。


参加申請を済ませ、十数年ぶりにパスポートを取得し、
仕事は同僚に放り投げてから関西国際空港へと辿り着いたのは
早い雪が東京に降りた11月23日のことでした。


【出発 ~初日】
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タイ国際航空のボーイング747に身体を預けて体感時間で約6時間、
01747.JPG
地球の経度を30°ほど西に周りながら一路南へと運ばれて。
“PREM RATAN DHAN PAYO”なるサルマン・カーン主演の日本未公開ヒンディー映画を楽しみ、

タイ風のものが食べたいと思ってたのに機内食の選択を誤り、
和風の豚丼を選んでしまって納得行かぬまま昼寝して、
01meal.JPG
そんな手続きがあるとは知らずに見よう見まねで入出国カードを書いてたら
気づけばスワンナプーム空港に着陸。

ボーディングブリッジを降りたらスパイシーな香辛料と柑橘系の香りが
早くもどこからか漂ってきて、タイに来たんだなとここで実感。
送迎のマイクロバスに乗せられてバンコク市内のホテルへ直行すれば、
キッチン完備の滞在型のホテルで既に極楽状態ですよ。
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01heya2.JPG

参加者揃って夕食を摂った後は、ホテルのある街中を散歩。
01inu.JPG
路上で寝てた犬。飼い犬っぽい。

事前に目をつけてたスーパーまで一人で買い物に出かけました。
01bigc.JPG
地元スーパー、ビッグC。国王の追悼は続く。

地図の縮尺を見誤って片道30分ほどかかり、帰り道はタクシーも考えるも
果たしてどうやってホテルまでの道のりを伝えればいいのか、
そもそもボラれたらどうするのか見当がつかず、思考がぐるぐるしたまま結局徒歩。

プミポン国王の服喪期間も関係しているのか不明ですが、
その後、どこのスーパーやデパートに行っても
国王が作曲したジャズナンバー“Falling Rain”が流れてたのが印象的でした。


P-MODELが1997年にバンコクで演奏したFalling Rainはこちら。
http://8760.chaosunion.com/modules/ooparts/index.php?fct=photo&p=37

01banana.JPG
道端の果物屋で買ったモンキーバナナ。
同行者と半分シェアしてから撮影。20バーツ(約60円)。


【業務 ~二日目】
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二日目はバンコクから車で二時間ほどの郊外にある「鶏のふる里」へ。

ガイドブックに載ってるような市街地や観光地は
ツアーや何かで訪れようと思えば行けるものですが、
「鶏のふる里」みたいな、地元の人や業者の人しか用事がなさそうな
郊外の風景に触れられたのは、今回の旅の最も大きい収穫だったのかも。

バンコク市街地を抜けると途端に広がる牧歌的な田園農村地帯。
収穫も終わった時期なのか、休耕田と化した土地には
日本にもいそうな鷺や鴫などの水鳥も見かけて、
鳥たちが最も自由に地球を旅してるのかな、などと感傷的にもなりました。
道路と田んぼの境にあるような何でもない窪地の沼にも
よく見ると蓮や睡蓮が根付いてるし、時には花を咲かせていて
さすがロータスの国と感心することしきり。
02drivein.JPG
帰りがけに寄ったドライブイン。スコール間近。
02neko.JPG
そこの猫。

「鶏のふる里」でははるばる日本から来た我々をとても歓待してくださいました。
コープクンクラップ。
この日は昼夜とも懇親会みたいなもので
どちらも美味しいタイ料理が振る舞われてとても満足。
食べ慣れない人が手を付けなかった分が回ってきてさらに満足。
腹が膨れて破裂するカエルのようになった頃に宴会終了で解散。

02gairoju.JPG
街路樹に巻き付く植物、どことなく日本で観葉植物になってそう。

02hana.JPG
植え込みに咲く花も可憐。さすが花の国。

長くなってきました。
次の記事へと続きます。

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  • 作者: ワイワイネット
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